インフルエンザ予防接種の重要性

2016年10月の三連休にインフルエンザ感染

実はその1週間前に一人で東京旅行をしており、なれない現地の人の多さや、飛行機内の座席の狭さ、過酷なスケジュールでの旅行の疲れなどから、体の免疫力が弱っていたのだと思います。とんでもなく早い時期にインフルエンザにかかってしまい、また、薬を飲むのが遅かったためでしょうか、長期化、重症化してしまいました。また、その後、姉と妹に感染させてしまいました。

発症1日目

三連休の初日のことでした。朝起きると体が異常にだるく、かつ重く、頭を動かすだけで気分が悪くなり、強烈な吐き気に襲われました。また、関節に限らず、体の部位(特に腕がひどかったです。)が力を入れるたび「ビキッ」「ビキッ」っと針を刺したような激しい痛みに襲われました。

前日のアルバイトが長びいた事と、夜更かししたこと、そして前日に普段はしない激しい運動をしたので、その疲れが出たのかな、と思い、インフルエンザにしてはまだ時期が早かったこと、熱が低かった事もあって、まさか自分がインフルエンザに感染したとは考えもしませんでした。

ですが何もできない、起き上がれない、何も考えたくないほど体がだるく、めまいや頭痛から歩くことさえおっくうだったので、「とりあえず寝ておけば治るだろう。」と、寝転がり、テレビをつけたのですが、テレビの音がやたらと頭の中で響き、不快になり、テレビを消してしばらく横になっていました。しかしその姿勢でさえ、体がきつく、頭痛がして眠れませんでした。そうしているうちに、ぐんぐんと熱が上がり、玉のような汗がどんどん吹き出して止まらなくなり、あわてて熱を計ると39度まで上がっていました。また、同じ頃に目をつぶっても気分が悪くなるほどのより激しいめまいに襲われるようになり(世界がぐるぐる回っているような感覚)、ここまで来ると、流石に「時期は早いけれども、もしかしてインフルエンザではないか?」と思い始めました。

休日急患センターで解熱剤と喉の腫れを抑える薬

とりあえず病院へ行こうと思ったのですが、何しろ三連休初日。病院はどこも休みだろうと考え、どうすれば良いのかネットで「休日 病院」と検索。休日は急患センターというところで診てくれると分かり、最後の望みをかけ、強烈なめまいでフラフラする中、近所の急患センターへなんとか駆け込みました。立つのもままならない状態だったのに、住所を書かされ(必要ですからw)、診察を受けました。ですが先生には「喉の腫れが原因でしょうね。」と言われ、処方されたのは解熱剤と喉の腫れを抑える薬のみ。「休みが明けたら必ず病院に行ってください。」と言われ、再び家にもどり、薬を飲んで布団で寝ることに。

それから休みの3日間はとにかく頭痛、吐き気、身体のだるさ、めまいがひどく、食欲も全く湧きませんでした。また、味の感覚がおかしく、全てのものが奇妙な味に感じました。そして音も、あらゆる音が頭の中で響きました。また、高熱で体の外側は暑いのに、なぜか体の芯?内側?は初めて体感するような強いさむけに襲われ、布団を被らないと寒いのに布団を被ると熱く、布団を被りたくない。という奇妙な感覚でした。なかなか寝付けない中、頑張ってむりやり寝た三連休だったのですが、その間、とにかく不吉で変な夢ばかりみました。また、幻覚?や幻聴?もあったように記憶しています。

発症4日目:小児科で吸うインフルエンザ薬「イナビル」

そうして三連休が明けた4日目、フラフラしながら近所の病院へ。小児科のほうが検査薬が充実しているということで小児科へ。診察では「まだ時期は早いけど、可能性が高いから一応インフルエンザの検査をしてみましょうか。」と言われ、鼻に綿棒のようなものを突っ込まれて検査。その結果、10分後に「インフルエンザですね。10日間は自宅で安静にし、その後は外出して良いですよ。」と言われ、「イナビル」という吸うタイプの薬を処方されました。吸うタイプの薬を飲むのは初めてだったので、なかなか慣れなかったですが、薬を飲む(吸う)と、半日のうちに熱がみるみる下がりました。

発症5日目

5日目も相変わらずだるく、立ち上がることもできなかったのですが、薬のおかげなのか、昨日までよりは寝ることができるようになりました。ですが前日とは違い、寝ると熱が一時的にさがるのですが、しばらくするとまた上がるという状態が続きました。そして「ズキッ」とした針で刺したような身体の部分的な痛みは、全身の激しい筋肉痛に変わり、体中がカッチカチにこって、寝ていても痛くてたまらなかったです。

発症6日目

6日目は、相変わらず味覚は変なままでしたが、前日までより少しだけ食欲が出てきて、味が薄めのゼリーなら食べられるようになりました。また、ポカリスエットなどのスポーツドリンクも飲めるようになりました。

発症7日目

7日目も筋肉痛がひどく、また、熱が再び上がってきて、とてもきつかったです。

発症8日目~

その後、8日目、9日目と順調に熱が下がり、少し歩けるようになりました。そして、それまでの一週間の間、殆ど何も食べていなかったこともあり、とにかくお腹がペコペコだったので、コンビニへ行き、レンジで作れるタイプの鍋焼きうどんを買って食べました。(相変わらず味覚は変でしたw)その後、体調は順調に回復しました。

発症10日目

10日目には筋肉痛とめまいを除いて全て治っていました。そして翌日から大学、アルバイト共に復帰しました。ですが軽い筋肉痛とめまい、頭痛は二週間ほど続きました。

予防接種を受けていた姉の場合

そして二ヶ月後の12月末、次は姉がインフルエンザにかかりました。 年末に具合が悪いと言い出し、寝込んでしまったので、なんとか連れ出し、病院へ行くとインフルエンザと診断。その後丸一日睡眠。体が痛いのか、若しくは熱が上がってきついのか、一日中ず?っと唸っていたのですが、予防接種のワクチンを打っていたせいか、もしくは免疫力がつよいのか、翌日にはケロッと治っていました。

発症2日以内にイナビル使用の妹の場合

そしてその一週間後に今度は妹が感染。年明けそうそう具合が悪い、体が痛い、頭痛がすると言い出し、ほぼインフルエンザで間違いないだろうと思いながら病院で診察を受け、案の定インフルエンザと診断を受けました。私と同じくイナビルを処方されました。家に帰り、布団で寝て、安静にしていたのですが、私と同じでとにかく寒気と頭痛がひどく、何をしても震えていました。また、その後3日間は気分の悪さから立ち上がることさえできない様子でした。

そしてその後は全身の激しい痛みのせいでしょう、なかなか寝ることができないのか、布団の中でずーっと唸っていました。しかし私とは違い、翌日から食欲は旺盛。「うどんが食べたい。」と言い出したので作ったのですが、「味が変。」と言われ、コンビニの鍋焼きうどんを買ってくることに。しかしそのうどんさえも「味が変。」と言われ、妹も味覚がおかしいという事にやっと気づいた様子でした。栄養を取ったのが良かったのか、その翌日にはかなり元気になり、歩き回れるようになっていました。その後、順調に回復しています。

まとめ

今までは「ほぼ意味がないのでは?」と思い、ワクチンを打っていなかったのですが、ワクチンを打つと重症化しないことが身にしみて分かったので、今後は積極的になり打つようにしたいと思いました。また、後日分かったことなのですが、発症してから2日間のうちに薬を飲むことが大事だそうです。私は三日以上たってしまったので重症化したのでしょう。重症化するととにかくキツイので、インフルエンザかな?と思ったらすぐに病院へ行くこと、そしてできるだけ早く薬を飲むことをおすすめします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です